【セリエA第4節】ACmilan vs Inter match preview
こんにちは。ブチャです。
今日はセリエA第4節ACミランvsインテルのマッチプレビューを書いていきます。
目次
①はじめに。
②インテルのフォーメーション、注目選手
③ミランのフォーメーション、注目選手
④ブチャ完全個人目線、気になるポイント
⑤終わりに。
①はじめに
普段適当に呟いてるミラニスタ、ブチャです。今回なぜこの試合のプレビューを書くに至ったかを説明します。
ACミランとインテルは同じミラノ市にあるビッグクラブであり、この2チームの対決は世界中のファンを虜にする試合です。このダービーを、普段セリエAを見てない方にも楽しんでいただきたいのでマッチプレビューを書こうと思いました。お時間ある方はぜひ最後までお付き合いください。
ただちょっと長いです。今ブログ開いたけど時間ないって方は、一度閉じてもらって、👍+RTしてもらって、寝る前にもう一回開いでください。
では始まります。
②インテルのフォーメーション、注目選手
まずはインテルの布陣と注目選手を見ていきましょう。
インテルの基本フォーメーションは3-4-1-2です。おそらくデルビーもこの布陣で挑んでくるでしょう。ラインを高く押し上げコンパクトな陣形で戦う、いかにもコンテらしいサッカーを今年も継続して見せています。
インテルの攻撃の肝はやはりWBです。ペリシッチやハキミといった選手が前を向いてボールをもらい、ペナエリ付近までボールを運んでくるサイド攻撃は実物です。また運動量も豊富で、コンテサッカーのなくてはならないピースとなっています。
インテルの攻撃の要はやはりこの2人。エースルカクとパートナーのラウタロマルティネスです。彼らは今シーズンセリエA屈指の2トップでもあります。2人とも懐が深く、ボールが収まり、またシンプルなプレーも得意なため、様々な攻撃が可能となります。ルカクに関して、フィジカル面で彼を止められるCBはほぼ不在なため、無双状態です。またラウタロもエリア内での強さや時折見せる足元の技術に光るものがあります。
中盤にもいぶし銀の光る選手が揃っており、攻守を支える屋台骨的な役割を担っています。またディフェンスラインには空中戦地上戦問わずに戦える3人をそろえており、スクデット奪還に向けて磐石のスカッドと言えます。
③ミランのフォーメーション、注目選手
次はACミランを見ていきましょう。
4-2-3-1を基本フォーメーションとして戦うピオーリ体制2年目のミラン。前節では平均年齢23歳という数字からも分かる通り、現在のミランは非常に若い選手で構成されたスカッドです。
守備戦術は基本プレッシングです。特に攻守の切り替えの速さは見ものです。ボールロスト後すぐに切り替えファーストプレスに行く姿勢が、ここまでの好調なミランを反映してると言えます。
また攻撃時はトップ下のチャルハノールを軸に小刻みよくボールを回し、中に入れるタイミングを見計います。
現在のミランの武器はなんといっても左サイドです。LSBのテオエルナンデス、LSHのレビッチは阿吽の呼吸で敵の右サイドを破壊します。縦に速い2人は、クロス精度も高く、もちろんシュートも狙える厄介な選手です。
また2人のポジションを脅威の運動量と的確なポジショニングで支えるのはフランクケシエです。攻守のバランスに非常に長けた選手で、上がりどころを見極めてうまく試合をコントロールします。
そしてこの人抜きでは今のミランは語れない、いやこの神抜きでは語れないと言った方が良いのか。
彼のプレースタイルは僕が語るまでもないので、ここでは言及しません。彼は唯一無二の選手であり、スーパースターであることを今シーズンも自身のプレーで証明しています。
ここまで読んできてくれた皆様には、両チームの布陣や注目プレイヤーについて、少し理解できたかと思います。ちょっと長くなってきたので一度ブレイクタイムに入りましょう。
④ブチャ完全個人目線、気になるポイント
はい。ではここから僕が注目してるこの試合の見どころについて3つ語っていきます。
まずは1つ目はサイドの攻防です。ビダル+シュクリニアルvsテオ+レビッチのマッチアップはこの試合の1つキーポイントだと思います。インテルの攻撃時、ハキミが上がってできたスペースを、両チームがいかに使うのかが見どころです。
ただシュクリニアルがコロナ陽性反応、レビッチが前節の試合で肘の脱臼をしてしまいダービー出場が不透明なため、このマッチアップが見れる可能性は低いです。
また逆サイドの攻防においてインテルはコラロフ、エリクセン、ペリシッチを配置してくると予想されています。攻撃面においてはとんでもない破壊力を見せると思われますが守備面において若干の不安要素があります。ここをミランがどう抑え攻略するのかが見ものです。
2つ目は両監督の戦術です。この試合、フォーメーションの噛み合わせ的に1見、中盤の枚数で優っているインテルが有利のように思われます。しかしミランはサイド攻撃でインテルの左右のCBをうまくサイドに誘い込めば、真ん中で有利な状況を作ることができます。
一方のインテルは、ミランのボランチに捕まらないようトップ下を配置することで、ミランのディフェンスラインを混乱させることができます。
どこでボールを奪い、どこをポイントにして攻めるのか。両指揮官のスタートメンバー、フォーメーション、戦術が見ものです。
そして3つ目が単純に勝敗です。
「いや、試合の見どころちゃうやんけ💢」
はい笑
ただシンプルに2020年絶好調なACミランがどこまで通用するのかが楽しみなのです。
インテルは3試合6失点とやや不調な守備陣。また6人がコロナ感染と良いニュースが少ないです。(GKラドゥ DFシュクリニアル/バストーニ MFヤング/ナインゴラン/ガリアルディーニ)
果たしてどのような結果になるのかとても興味深いです。
⑤終わりに
なんでこんな1試合、それもただのリーグ戦のダービーのためにここまで文書いたん?っ思った人、たくさんいると思います。ただ僕は本当に今のインテルとミランが試合をしたら近年で試合内容として1番面白い試合が見れると思ったので重い腰を上げて書きました。
実際今のミランはまだまだファンが納得する順位を狙える位置にありません。ただ少しずつですが長かった暗いトンネルに光が差し込んできている気がします。
この試合を機に、また一つチームが大きく成長できるよう、みんなでACミランを応援しましょう✨😂
試合は10月18日(日)01:00キックオフです。
実況北川義隆さん、解説細江克弥さんでDAZNにて配信されます。
ではでは〜
※追記
今シーズンはコロナ等の影響で試合の欠場者が日々増えております。本記事は全員をカバーするのは難しいと判断したのでこのタイミングで出させていただきました。実際出場する選手が違う場合もありますがご了承ください。