Forza Milan

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セリエA第9節 ミラニスタの憂鬱な月曜日

こんにちは〜。ブチャです。

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今週は急に寒くなってきて、ロンTだけでは辛くなってきました。家のコタツ用毛布もそろそろ買わなあかんなぁと思ってる所存です。

僕雪国出身なんですけど、寒いのが苦手です()

今日はタイトルからネガってますけど最後までお付き合い頂けたら嬉しいです😇

 

 

さぁ本題です。

今日はセリエA第9節インテルvsミランについて語っていきたいと思います。同じスタジアムを本拠地とする説明不要のミラノダービーですね。

 

 

ではまずスタメンから見ていきましょう。

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[Goal.com]

ミッドウィークにインテルバルサミランはベディスとの試合が控えていましたが、やはりフルメンバーできましたね。

ナショナルウィークに嫌な噂を聞いたベシーノ、RRあたりもしっかりスタメンでした。

4-3-3のミランに対してインテルは4-2-3-1

ここら辺のシステムもどうなっていくか非常に楽しみな試合展開となりました。

 

 

さぁいよいよ試合開始!

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スタンドにはいつもどおりの2人の隣になんとシェバが!!

 

ゴール裏のコレオも相変わらず凄かったです。

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僕はプレミアもよく見るんですけど、コレオは確か禁止されてるからイギリスでは見ませんね。ダービーの楽しみの1つだと思います。

今回インテルのコレオが大蛇だったので、それを倒すミランって感じでした感じでした😌

 

 

さぁ内容に触れていきますよ。

キックオフ後、インテルはいきなり前線からプレスをかけてきます。ベシーノも前プレに参加して5人が前から奪いにかかる形でした。

ミランは以前から前線からのプレスに弱いことは度々指摘されてきました。そしてこの日も焦ってしまい危なっかしいプレーが続きます。

GK、ディフェンスライン、ビリアの6人はロングボールをあまり使いません。ただこの試合に関しては最初大きく入っても良かったのではないのかなぁと思いました。理由としてインテルのプレス強度がかなり高かったため、ある程度押し返すという効果と試合を落ち着けるという2つの効果が得られたと思うからです。

 

 

立ち上がりインテルにペースを握られたミラン。そして前半11分。いきなりイカルディ にゴールを決められてしまいます。

と思いきやオフサイド。ここは助かりました。

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前プレに苦しむミラン

しかしここでこの試合最初のターニングポイント。

前半17分。ビリアのタックルによりナインゴランが負傷してしまいました。

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その後数分間プレーしたもののナインゴランに変わってボルハバレロが入りました。

これにより前プレの強度は少し低下。

ミランも徐々にボールキープ出来るようにはなっていきましたが、決定機は作れません。

逆にインテルは容赦なくゴールに迫ってきました。

 

そうこうしてるうちに前半はやくも40分経過。

ここでミランにビッグチャンス。ムサッキオがクロスのこぼれ球に合わせて見事にゴール!!

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しかしこれもオフサイド😩😩😩

ミランはスソ、チャルのミドルシュートはあったものの、試合を通して得点の気配があったシーンはこれくらいでしたね、、、

 

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これはデータ収集サイトoptaによって公表された、ミランの前半のボールタッチした地点です。

相手のペナルティエリアで4回しか触れていません。これでは点は入りませんよね入りませんよね😔

 

 

さて後半です。

前半に飛ばしすぎたのか、後半インテルは少しペースダウン。

ミランにもチャンスが回ってきますが決め手を欠きます。

 

後半で僕が覚えてるシーンといえば実況の八塚さんがシュクリニアルがボールを奪った際

シュクルテル!!   あ、シュクリニアル!」

って言ったシーンだけです笑

気になった方は後半60分あたりを確認しで下さい😅

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後半69分、インテルペリシッチに変えケイタ

後半74分にミランはチャルに変えてクトローネ

両チーム前線の選手を入れ替えて活性化を図りました。

 

さらにインテルカンドレーバを投入。カードを3枚使い切りあくまで勝利にこだわりました。

一方のミランはケシエに変えてバカ横

アディショナルにはカラブリアに変えてアバーテを投入

 

その直後。

一瞬にしてそれは起きました。

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交代直後、集中の切れたミラン

ベシーノが右から上げ、中でイカルディ 😱

ドンナルンマは不用意に飛び出してしまい、ムサッキオは上手くマークを剥がされてしまいました。

その後程なくして、試合終了。

インテルが1-0で勝利を収めました。。。

 

 

ここからは僕の感想。

僕は決して選手のクオリティでミランインテルに劣っているとは感じませんでした。

近年のダービーで毎回苦しめられるペリシッチはかなり抑えたと思います。逆サイドのポリターノも同様です。

イカルディにも数える程度しか決定機を作らせませんでした。

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ではなぜミランは負けてしまったのか。

それはやはりガットゥーゾの采配に一因があると思います。

後半ガットゥーゾはクトローネをチャルハノールの位置で起用。つまりLWGで使いました。

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おそらくクトローネをユベントスマンジュキッチのように使いたかったのでしょう。

ただ左サイドからクロスをあげるクトローネは平均以下の選手でしかなかったです。

ファーからの飛び込みを期待していたのであるなら、後半動きが少なくなっていたスソに変えてサムカスを起用した方が良かったと思います。

 

またイグアインも相手CB二枚の前に何もできませんでした。そういう意味ではイグアインに変えてクトローネでも良かったかなと。

さらに言えばクトローネを使うなら4-4-2にも出来たはずです。

 

ではなぜガットゥーゾはシステム変更、もしくはスソ、イグアイン等中心選手の交代が出来なかったのか。

それはゲーム展開にあったと思います。得点が両チーム決まらなかっただけに下手に動いて失敗するのを恐れたと思います。

また4-4-2にシステムを変更すると、この試合調子のよかったブロゾビッチ、もしくはバレロをフリーにさせてしまうリスクがあったために出来なかったのだと思います。

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どういった理由であれ、結局ミランは最後の最後にやられてしまいました。

インテルはビリアの脇にナインゴラン、ベシーノを配置し、ゲームをコントロールしました。

好調のスソにはアサモア、ブロゾビッチの二枚でボールを奪いにきました。

そしてイグアインには仕事させませんでした。

 

これはスパレッティの采配勝ちといっていい試合でした。

 

「ドンナルンマのミスがなければ!!!!」

痛いほど気持ちは分かります。。

ただあれがなかったところで、結局は勝ち点1

内容が負けていただけに仕方ないのかなと。

 

ミランの攻撃で可能性を感じたのはRRのクロスくらいでした。

攻守ともに安定したプレーでしたね👏

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ぼくたち観戦者は終わった後にどうにでも言えます。

ガットゥーゾが4-4-2に変えたり、イグアイン、スソを交代して負けていたら僕たちはその采配を批判したでしょう。

 

負けて仕方ない試合ではありませんでした。チームは一丸となって戦い、気迫も見えました。

だから悔しい。負けたのが悔しいんです。

これがダービーだなぁと感じました。

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セリエは結果至上主義なリーグです。

アーセンヴェンゲルはこのリーグで10年以上指揮を取れません。不可能です。

だからこそリーノには負けて欲しくないんです。

今回の失敗を糧にまた一つ成長してもらいたいです。

 

次はベディス戦。

しっかり切り替えて頑張ってもらいたいです。

 

少し感情的になってまとまりのない文でしたが最後までお付き合い頂きありがとうございます😊😊

ではでは〜

Forza Milan🔴⚫️🔴⚫️